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121日、初代大統領の日

(在日カザフスタン共和国大使館のプレスリリース)

 

 

 

 

 

 

世界における経験は、社会経済改革や政治内の安定と安全の強化が、政治制度の形態よりも、国政の質に左右されることを示してきた。このことからも、持続可能な発展のための決定的な意義が、歴史的伝統や文化に配慮しながら、その国の人的資源や天然資源を国民のために効果的に配分する政府の能力にあることがわかる。

我々の地域では、大統領制による国政が最適であることが明らかになっている。そして、カザフスタンは、その強力な大統領政権をもって、経済政治改革が実現され、強く、実績と権威のある国家が建設された。大統領制による国家管理は、すべての国家資源をその影響の回避に動員させることが必要とされた、世界金融経済危機の際にも、その優位点を明らかにした。
このため、カザフスタンでは、非常に優れた歴史的人物であり、グローバル規模の政治家である、ヌルスルタン・ナザルバエフ大統領が体現しているまさにこの大統領制度をもって、安定した経済成長、民主義の発展、民族間合意、社会福祉などのすべての達成が結び付けられてきた。
このような背景のもと、20111210日、カザフスタン共和国上院総会において、「カザフスタン共和国の祭日に関する法」が改正され、2012121日以来カザフスタンでは、正式に「カザフスタン共和国初代大統領の日」が祝われるようになり、カザフスタンの指導者のその卓越した功績を、国とその国民が認識する日となっている。

121日は独立国カザフスタンにおいて全国民による第一回大統領選挙が開催された日である。カザフスタンの運命を決めることになった日々となった当時の1991年の121日、初めての選挙が成立し、カザフスタン大統領に、N.ナザルバエフ氏が選出された。大統領は有権者の98.78%の得票率を得た。この勝利は最高の信頼のしるしであり、同時にカザフスタン国民の責任ある選択でもあった。また大統領という職務の権威を示したものだった。だからこそ、121日という日は、カザフスタンの歴史に永遠に刻まれる日なのである。

国民のメンタリティの歴史的な経験、地政学的な状況という意味から考えると、カザフスタンに強力な大統領政権が存在するということは、現在、我々の社会の戦略的発展の基本的課題に対応するものである。
また同時に、カザフスタンでは段階的な政治的近代化が実施されている。  2007-2008年の憲法改革の結果、国の最高立法機関の役割が著しく拡大し、「強い大統領-影響力ある議会-責任ある政府」という形式の大統領・議会制国家管理形態への段階的移行が開始された。

諸外国の例を見ても、いわゆる混合・複合的とも名づけられるこのような制度は、国政の高い安定性と有効性を保障するものである。このモデルが成功裏に機能するためのもっとも重要な条件は、国家元首による強いリーダーシップ、成熟した国民社会、発展した政党活動である。我が国にこの政治制度が作り上げられたことはまさに本当の意味での民主主義が存在していることを示しているのである。

マクロ的な指標を注視しながらも、カザフスタン共和国はさらに活発に、また客観的に、まず教育制度や保険制度の整備や、社会分野のサービスの質の向上、科学文化の発展などをはじめとした社会問題の解決にのぞんでいる。
持続可能な発展のための重要な資源のひとつは、カザフスタン共和国の国際的統合である。 国際経済協力や地域的統合プロセスの発展に関与することは、カザフスタンの最重要優先課題のリストに常に掲げられているものである。

 

 

 

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